爆笑・お宝鑑定団真っ青 -【映画予告】嘘八百
中島誠之助先生に観ていただきたい
この手の予告編が私は大好物でしてもう本編が面白くなくてもどうでもよくワクワクしてしまいます。まずは御覧ください。
主演の二人が素敵。中井貴一と佐々木蔵之介ですよ。中井貴一は朝の情報番組<ワイドショー>のキャスターが陥る災難だらけの1日を追ったコメディ『グッドモーニングショー』が2016年に後悔されたばかりですし、佐々木蔵之介は『アフタースクール(2008)』のダメっぷりな演技がよかった。
このコンビが何をするかというと骨董品サギです。しかも億単位の。
口八丁手八丁
舞台は大阪府堺市。関東出身の目利きではあるが人生うまくいかない則夫(中井貴一)は悶々とした日々をおくっています。そんなある日則夫はこれまた落ちぶれた贋作専門の陶芸家の佐輔(佐々木蔵之介)と知り合います。
色々あって二人は『利休の茶器(すごく高い)』の贋作を作りあげる作戦をたてます。
そんな二人が『利休の茶器』を巡り家族、大御所鑑定士、そしてなんと挙句の果てに文化庁までをも巻き込む一大だまし合いを繰り広げるのでした。一攫千金を夢見る二人の結末は・・・
警察の筆跡鑑定もくぐり抜ける達筆のマスター(木下ほうか)、紙に詳しい表具屋のよっちゃん(坂田利夫)、どんな箱でも作ってみせる材木屋(宇野祥平)。面白そうな共演者も登場。
ギャラリーフェイクの藤田玲司にも観ていただきたい
大物鑑定士だけならまだしも文化庁までをも相手にしてしまうとは大胆すぎます。文化庁といえば『マンガ・アニメ:ギャラリーフェイク』の知念護人(ちねん もりひと)を思い出します。相手は国宝を扱うプロ中のプロそこへ中井貴一と佐々木蔵之介のコンビが贋作作って「どや!」ともちかけるわけです。一攫千金なるか・・・!
監督は武正晴(たけ まさはる)。『百円の恋(2014)』で2016年の第39回日本アカデミー賞・優秀監督賞を受賞されています。脚本は足立紳。この二人は『百円の恋』でもタッグを組まれてるので息はぴったりというところでしょうか。
寺田稔や近藤正臣が脇を固めるあたり安心して楽しめそうな映画。
2018年01月05日(金曜)公開予定。楽しみですね。
コメントを投稿