料理が苦手な人に送る魔法の調味料 :麺つゆ ─ 万能すぎる
この1本があなたを料理マスターに導く
料理が嫌いだったり苦手だったりめんどうだからイヤだったりする方はけっこういらっしゃると思います。忙しいしなかなか凝ったものも作れませんよね。
『麺つゆ』があれば大丈夫です。
「え?あんなのソバやウドンに使うのじゃね、めんどうだからカップ麺食うわ」とおっしゃる貴方、ちょっとおまちください。『麺つゆ』はどんな料理にも使えてしまう<魔法の調味料>なのです。
まずは野菜炒め
「野菜炒めに麺つゆ使ったらソバとかウドンの味になるじゃん」
なりませんよ。簡単に作り方を説明しますね。
1.野菜を炒める。
2.麺つゆを適当にかける(かけすぎ注意)
これだけです。
油・野菜の旨味・麺つゆが三位一体となり極上の一品ができます。コツとしては野菜を炒めすぎないこと。だいたい野菜なんて生でも食べられるわけですから、30秒から1分炒めればよいのです。5分くらい炒めていませんか。
肉野菜のあんかけ
「そんなの中華屋でしか食ったことねぇよ」
上で紹介いたしました野菜炒めができれば大丈夫です。
1.肉と野菜を炒める。
2.麺つゆを適当にかける(かけすぎ注意)
3.水溶き片栗粉をかける。
これだけです。
片栗粉はスーパーで150円くらいで売っているので用意しましょう。そこらへんにあるお椀か何かにスプーン2~3杯入れて水入れてかき混ぜるだけ。コーヒー作れるならできますよ。分量は自分で失敗しながら覚えていきましょう。片栗粉の料に対してちょっと多めの水という感じです。コツとしては水溶き片栗粉を入れたら火をすぐに止めて材料をかるくかき混ぜてください。水溶き片栗粉はあっというまに固まりますので失敗するとドロドロのゼリーみたくなります。火をとめればだいたい大丈夫です。
牛丼・豚丼・
「そんなの牛丼屋で食うからいいよ」外食で牛丼(特盛り)+味噌汁+サラダ = 750円位かかりますよね。『麺つゆ』を使えば特製牛丼(豚丼)が格安で作れますよ。
1.玉ねぎをお好みのやわらかさに炒める。
2.肉を投入して炒める。
3.麺つゆを水でちょい割ったやつをかける。
4.ご飯にのせて出来上がり。
麺つゆ1に対してその半分くらいの水で割ってください。計量カップがあれば便利なのですが、作ってくうちに「そんなの必要ねー」ってなります。あと甘めが好きな方は『砂糖』をちょっと入れてみるのもありです。
すき焼き
「すき焼きの割り下買うからいいよ」
『麺つゆ』があるのにそんなの買ったらもったいないですよ。
1.麺つゆに対して適当に水いれて味見する。
2.好みで砂糖を追加して味見する。
これだけで『割り下』ができます。醤油、みりん、酒、砂糖とか用意して作られるのもけっこうなのですが『麺つゆ』にはすでに醤油やみりんや酒が配合されています。
肉じゃが
「肉じゃがキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」
肉じゃが、たまに食べたくなりますよね。
1.肉と野菜を鍋に入れる。
2.麺つゆ1に対して水3の割合で投入。(このあたりはお好みで)
3.中火で煮て水分がだいぶ飛んだら完成。
色々つっこみをいれたい方もいらっしゃるでしょうがまずはこの作り方をためしてください。コツとしては麺つゆをじゃぶじゃぶ入れないことです。材料が半分チョット浸かる位でいいいのですよ。材料から水分がでますから。
ソバ屋のカレー
「あれって何で美味いのだろう」お蕎麦屋さんのカレーに外れ無しと私は思っています。
1.カレーのルーを入れる前に麺つゆを投入(少しだけね)
これだけです。ドバドバ入れるとしょっぱくなりますし味が変になります。麺つゆは濃縮されていますのでチョット入れるだけでオッケーです。これでお蕎麦屋さんのカレー味が再現できます。
炊き込みご飯
「え?だいじょうぶ?」
はい大丈夫です。
1.米と材料を用意する。
2.麺つゆ1に対して水3の割合で炊き込む。
炊き込みごはんにはゴボウやキノコを沢山いれると食感を楽しめます。麺つゆと水の割合ですが「あ、ちょっと濃いかな」くらいが私は好きです。理由は材料から水分がでるのでほんの少し濃い麺つゆ割りが適当だと思います。
ステーキソース
「和風?」
和風みたいな洋風みたいな味付けをごしょうかいいたします。
1.麺つゆにニンニクを追加する。
2.肉をフライパンで焼いたら最後にジャーっとかける。
ニンニクを追加する事により『麺つゆ』の味に変化がでます。ニンニクはチューブのやつがコンビニやスーパーで売っています。ドバドバ入れるとガツンとくる味になります。
チャーハン
「ウエイパーあるからいいよ」
たまには変わった味のチャーハンを作ってみてはいかがでしょう。
1.材料とご飯をだいぶ炒めたら最後に麺つゆをジャーっとかける。
これもニンニクがあるとより美味しく仕上がります。ショウガもあればなお良いです。身体が芯から温まりパワーがみなぎりますよ。
最後に
どうして『麺つゆ』が万能かというと日本の料理は『醤油』と『みりん』と『酒』でほとんど味付けされているからです。『麺つゆ』には醤油もみりんも酒も入っています。
ヤマサの<昆布つゆ>を例にとってみると次のものが入っています。
しょうゆ(本醸造)、
果糖ブドウ糖液糖、
砂糖、
食塩、
昆布エキス、昆布、
かつお節エキス
たんぱく加水分解物、
酵母エキス、
みりん、
調味料(アミノ糖等)、
アルコール、
酸味料(原材料の一部に大豆、小麦、さばを含む)
どうでしょう。これだけの旨味成分が配合されています。この味をご家庭で再現するにはプロ並みの腕が必要です。さらに昆布やら鰹節やら材料も必要です。時間もかかります。めんどくさいから私は<魔法の調味料>である『麺つゆ』を推します。
なお、赤ちゃんや小さなお子様、またアレルギー体質の方には合わない場合もあると思います。心配な方は各メーカーにお問い合わせください。
それでは楽しい麺つゆライフを!
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